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アリヱン・ロッベンのFC東京移籍は“アリエル”のか?

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バイエルン・ミュンヘンに所属する、元オランダ代表のアリヱン・ロッベン選手がFC東京から移籍オファーを受けている、とイタリアのメディアが報じました。

実現すればイニエスタやビジャ、トーレスらと並ぶ世界的ビッグスターのJリーグ加入となりますが、今回の移籍は“アリ得ル”(あり得る)のでしょうか?

ロッベンへの移籍オファー報道の内容

今回のロッベンへのオファーに関するニュースを報じたのは、イタリアの
「カルチョ・メルカート・ドットコム 」
です。

ゲキサカtwitter ロッベンにF東京がオファー?

記事によると、『今年の6月でバイエルンとの契約が満了するロッベンに対して、JリーグのFC東京が移籍オファーを出している』と報じたとのこと。

日本のサッカー専門メディアのゲキサカでは、ドイツのスカイスポーツの報道で、FC東京以外にもイタリアのインテルや、アメリカMLSのトロントFC、ロッベンが過去に在籍したオランダのPSVも獲得に乗り出していると綴っています。

気になる移籍報道の信憑性は?

さて、気になるのがこの移籍報道の信憑性です。

結論から述べると、個人的には今回の移籍報道は信憑性が薄いのではと推測しています。

海外メディア発の「飛ばし」記事の可能性も

海外のスポーツメディア(日本も多いですが…)では、いわゆるゴシップ的な「飛ばし」記事が多く見られます。また、契約交渉の材料として利用するために、 代理人側からのリークによる報道も多く、そのまま鵜呑みにするのはNGと言えます。

今回のニュースを報じたカルチョ・メルカート。ドットコムは、過去に飛ばし記事を掲載していることも多く、個人的にはそれほど信憑性は高くないと推測しています

ロッベンの負傷状況からも信憑性は薄い

また、ロッベンの負傷状況も、今回の移籍報道が信憑性に乏しい理由の1つです。ロッベンが18-19シーズンで最後にピッチの立ったのは、昨年の11月。それ以降も怪我の回復状態が芳しくなく、今季のリーグ戦はわずか9試合の出場に留まっています。


ゲキサカtwitter ロッベンの負傷状況

先日も負傷状態に関しての報道があがったばかり。年齢的にも35歳であることからも、FC東京が獲得するにはあまりにリスクが大きいオファーと言えるでしょう。

可能性があるとすれば、久保の去就次第

仮にロッベンのコンディション面での不安が解消され、プレーする目途が立ったとなった場合はどうでしょうか?

鍵を握るのがFC東京で出色の活躍をみせる久保建英選手の去就です。

バルセロナへの復帰報道も、FC東京は否定

今季FC東京に加入した久保建英は、開幕から右サイドのレギュラーポジションを掴むと、チームに欠かせない存在へと進化を遂げています。

ゲキサカ twitter  久保バルサ復帰報道

そんな久保の周囲で聞かれるのが、バルセロナへの移籍(復帰)報道早ければ今年の夏にもバルサに移籍するとの報道がありましたが、FC東京は事実無根として異例の公式声明を発表しました。

スポナビ twitter  久保のバルサ移籍をF東京が否定

こちらも真相は定かではありませんが、わざわざ声明を出すのは、それだけ久保の存在がFC東京にとって欠かせないものとなっている証でもあります。

もし久保が移籍となれば、攻撃面で違いを生み出せる選手の獲得が急務となります。ロッベンは久保と同じレフティーで、コンディションが整えばJリーグでは結果を残すだけの力を持っているでしょう。こうした背景も、今回の移籍報道が大きく取り上げられる理由かもしれません。

ビッグネームの加入が現実味をおびるJリーグ

かつてはビッグネームの移籍が報じられても、多くのサポーターが本当に実現すると考えないのが当たり前でした。実際FC東京は、過去にもネドベドやシャビ、ラウールといった名前が紙面に取り挙げられることもありましが、いずれも実現していません。

しかしヴィッセル神戸へのVIPトリオの加入や、サガン鳥栖のトーレスといった「成果」が上がるにつれ、「Jリーグにもビッグネームが来る!」という期待感は年々高まっています

今回のロッベンの報道も、信憑性は薄いと推測しましたが、1人のサッカーファンとしては日本でのプレーを見てみたいのが本音です。もしかしたら…と妄想に浸るのも、サッカーの移籍報道の楽しみ方の1つかもしれませんね!

以上フットボールベア―でした!

ABOUT ME
フットボールベア―
1987年生まれのクマみたいに大きい人。 日韓W杯に魅了されサッカーにどっぷりとハマる。学生時代を神戸で過ごしたことから、ヴィッセル神戸サポに。 2016年からはライターとして活動し、おもにEC系メディアを取り扱う。かねてからサッカー情報を発信したいと考えており、このサイトを立ち上げる。