大崎玲央の適性ポジションはどこ?プレースタイルから考察

大崎玲央の適性ポジションはどこ?プレースタイルから考察

2018年のシーズン途中に、徳島ヴォルティスからヴィッセル神戸に加入した大崎玲央

足下の技術を生かしたビルドアップ能力が高いCB(センターバック)ですが、彼の能力を最大限に発揮できる適正ポジションはどこになるのでしょうか?

今回は、大崎玲央のプレースタイルから、もっとも適したポジションはどこなのか考察していきます。

【プレースタイル】足下の技術と対人能力に長けた大型CB

大崎玲央(おおさき)は、高い足下の技術を生かしたビルドアップ能力と、対人守備に長けたプレースタイルを武器とする大型CBです。

1991年8月7日生まれ(28歳)187cm・82キロ右利き

大崎 出場成績

大崎がプロとしてのキャリアをスタートしたのは、アメリカの北米サッカーリーグ

両親と共にアメリカでの在住経験があり、グリーンカード(永住権)を持っていることでも知られています。

2016年にJ2横浜FCに加入すると、31試合に出場。

187cmのフィジカルを生かした対人守備と、確かな技術に裏打ちされたビルドアップ能力で主力としてプレーします。

翌年には徳島ヴォルティスに移籍し、ここでも最終ラインから的確なパスを供給するなど攻守に奮闘。キャリアを着実に積み上げていきます。

能力の高さが認められ2018年夏にヴィッセルへ加入

2018年夏には、その能力の高さに目を付けたヴィッセルが獲得を発表。自身初となるJ1でのプレー機会を勝ち取りました。

加入後もパスを繋ぐチームにスタイルにあって、すぐさまその実力を発揮。

危険な場面では身を挺してシュートブロックに入るなど、攻守に存在感あるプレーを披露してくれます。

また、多くの外国籍選手を抱えるクラブにあって、語学力に長けた大崎がコミュニケーションの橋渡し役を務めるなど、ピッチ内外で重要な役目を担っています。



大崎の適性ポジションはどこ?

CBが本職の大崎ですが、そのビルアップ能力の高さを買われてSB(サイドバック)やボランチとして起用されることもあります。

では、大崎の能力をもっとも発揮できる適性ポジションはどこになるのでしょうか?

スリーバックの中央が最適解

現在ヴィッセルが採用しているのが、最終ラインに3枚のCBを置く3-5-2のスタイルです。

ヴィッセル スタメン

この3バックの中央のポジションこそ、大崎の適性ポジションと言えるでしょう。

理由は次の3つです。

1.前に強い対人守備を生かせる

2.ビルドアップ能力を発揮できる

3.スピード不足をカバーできる

まず1つ目の理由として、大崎は積極的に前に出て守備をするプレースタイルを得意としています。3CBの中央なら、ディフェンスラインのコントロールがしやすく、得意の形でプレーすることが可能です。

次に、持ち味のビルドアップ能力を発揮できる点が挙げられます。両サイドにパスの出しどころがある中央の位置では、状況に合わせたパスルートの選択肢に幅が出ます。また、前方にドリブルで持ち上がることで、数的優位を生み出すこともできるでしょう。これが2つ目の理由です。

3つ目は、大崎の課題でもあるスピード不足をカバーできるということ。大崎はスピードと反転してからの守備に弱い傾向があります。4バック採用時は広いエリアをカバーするため、この弱点が露見しやすく、度々相手から攻め込まれていました。その点3CBの中央なら、ピッチの横幅を3人で守ることができるため、スピード不足をカバーすることができるでしょう。

4バックなら利き足を重視。ボランチ起用はあり

では、4バックを採用するならどうすれば良いのでしょうか?

重要となるのは利き足でしょう。大崎は右利きのプレイヤーですが、4バックの左CBで起用されると、どうしてもプレーにぎこちなさが生まれていました。

パスミスからピンチを招く場面も多く、やはり利き足をより生かせる右CBがベターでしょう。

起用法として面白いのは、ボランチのポジション。

対人の強さに加え、足下の技術がある大崎がボランチに加われば、中央の強度はぐっと高まります

また、長身のボランチは相手のロングボールをけん制する効果もあり、起用法としては「あり」です。サンペールの不在時や、試合終盤にポジションチェンジを行ってみるのも一案。

右SBは、個人的にはやや不安が残ります。スピード面の不安がどうしても露呈してしまうことから、パワープレー対策や緊急時の起用が前提となるでしょう。

まとめ

今回は、ヴィッセル神戸の長身CB、大崎玲央のプレースタイルと適性ポジションについて考察していきました。

2019年シーズンの前半は、前線のタレントとの比較から守備の脆弱性を指摘されましたが、その中にあって大崎の奮闘ぶりは目を見張るものがありました。

シーズン中盤からは3CBの中央という適性ポジションを得たことで、その能力を遺憾なく発揮。

今後もハードな戦いが続くチームにあって、その存在は大きな力となってくれるでしょう。