サッカー好きこそ読んで欲しい!おすすめのサッカー小説5選

サッカー好きこそ読んで欲しい!おすすめのサッカー小説5選

サッカーフリークのみなさん、サッカー小説を読んだことがありますか?

サッカー小説は数多くの作品が世に送り出されていますが、今回はご紹介するのは「サッカー好きこそ読んでほしい」おすすめの小説作品です。

フィクションが前提の小説の世界ですが、そのモデルとなったプレイヤーやクラブ、戦術論などを知っていると、その魅力が倍増します。

「この選手知ってる!」

「このエピソードはあの時のだ!」

などなど、作中に散りばめられた元ネタが分かるみなさんにこそ、是非読んでほしい作品を集めてみました。

もちろん筆者が読んだことある作品ばかりなので、面白さは保証済みです!

サッカーフリークがハマるおすすめ小説5選

今回ご紹介するおすすめのサッカー小説は5冊。

読みながらその作品の魅力にぐいぐい引き込まれた、名作ばかりです。

さっそく作品をご紹介していきます!

1.「誉れ高き勇敢なブルーよ」本城 雅人

誉れ高き勇敢なブルーよ 本城雅人

まずご紹介するのは、いま最注目の小説家の1人、本城雅人さんの作品「誉れ高き勇敢なブルーよ」

惨敗したW杯から3年。苦戦する日本代表を立て直すため、新たな監督探しを託された望月は、かつてマスコミのリークで契約に失敗した過去を持つ。サッカー協会、記者、代理人、選手―複雑な思惑が渦巻くなか、タフな交渉を続ける望月だが、妨害の裏には驚くべき黒幕がいた。迫真のスポーツサスペンス!(BOOKデータベースより)

アジア最終予選の真っただ中。

苦戦する日本代表は、状況を打開すべく元日本代表の技術強化委員長の望月に、わずか25日間での新監督探しを託します。世界中を飛び回りながら、新監督を探す望月。

サッカー好きならピンとくる登場人物の数々と、タイムリミットが定められたハラハラとしたサスペンスがミックスした傑作小説です。

この小説の魅力は、圧倒的なリアリティ

それもそのはず。著者の本城さんは元新聞記者として、数々のスポーツ現場で取材を重ねたキャリアの持ち主です。その経験に加え、この小説では元日本代表のザッケローニを招聘した原博美さん(Jリーグ副理事長、元JFA技術委員長)と霜田正浩さん(レノファ山口監督、元JFA技術委員→技術委員長)のノンフィクションが参考とされており、まさに現実の代表監督招聘のエピソードを交えたストーリーとなっています。

ちなみに、このノンフィクションの記事は小宮良之さんの著書「俺は最後に笑う」に掲載されています(こちらも読み応えありですよ!)。

サッカー小説と聞くとプレーヤーが主人公の作品を思い浮かべますが、「代表監督招聘を任された男」というサッカー好きにはたまらないチョイスがされている辺り、この作品のリアルさが伺えるのではないでしょうか。

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2.「マルセイユルーレット」本城 雅人

マルセイユルーレット 本城雅人

本城雅人さんの作品では「マルセイユルーレット」もおすすめのサッカー小説の1つです。

ユーロポール連絡員・村野隼介の任務はサッカー八百長賭博の摘発。そして、ひとりの少年を救い出すこと。かつての恩師が殺された。八百長に加わり、逃亡した元アカデミー生を救出に行った末の惨劇だった。亡き師に報いるため、村野は欧州サッカー界の闇に切り込んでいく。危険な任務に就く熱き捜査員たち、汚れた金で私腹を肥やす悪党ども、利用される無垢な選手たち―それぞれの思いが交錯し、クライマックスに慟哭必至のサスペンス長編!(BOOKデータベースより)

この作品の主人公は、サッカーの八百長賭博を摘発するユーロインターポール連絡員

サッカーの世界では度々問題となるサッカー賭博を題材とした作品ですが、こちらも本城さんらしいリアリティある一作に仕上がっています。

とくに実際にどのような手口でサッカーの八百長賭博が行われているのかを伝える描写は、サッカーファンとしても驚きを隠せませんでした。

本城さんの作品は、クライマックスへ向けて盛り上げていくサスペンス感が絶妙です。本作品でもその魅力は存分に発揮されており、一気読みしてしまうほどのめり込んでしまいます。

生々しいサッカー界の裏の世界を垣間見る、大人向けのサッカー小説です。

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3.「アイムブルー」木崎 伸也

アイム・ブルー 木崎伸也

スポーツライターの木崎伸也さんが、日本代表を題材にして書き上げた小説が「アイムブルー」です。

代表チームのキーマンに食い込み、ディープな取材を続ける気鋭のジャーナリストが、フィクションだから描き出せた「勝敗を超えた真相」―。80%の事実と20%の創作。

物語は2030年。

日本代表はワールドカップ予選をなんとか突破したものの、その戦いぶりは苦戦続き。

批判は代表監督のオラルにも集中し、主力選手との確執も取りだたされる有り様。そんな中、衝撃の出来事が代表チームを襲い、本大会を前にして日本代表はさらなる窮地に追い込まれます。

アイムブルーは、2018年のロシアW杯にあわせて、Web媒体で連載されたサッカー小説でした。この連載は著者もリアルタイムで読んでいたのですが、単行本として発売された作品は連載時よりボリュームが増し、より魅力ある作品へとグレードアップしています。

木崎さんと言えば本田圭佑との対談や日本代表、ドイツブンデスリーガなど現代サッカーの最前線で取材を続けるスポーツライターですが、その経験がこの作品の至る所に散りばめられています。個性ある登場人物たちの心情は、プレイヤー目線を垣間見るにはぴったり。また、最新トレーニング理論を2030年版に昇華させた物語の設定も、とても興味深い内容となっています。

そして、「80%の事実と20%の創作」という帯コメントにもあるように、これは限りなくフィクションに近いノンフィクションなどだということ。あのロシアW杯にまつわるモヤモヤが、この作品で解消できたのは、自分だけではないのではないでしょうか。

ジャイキリでお馴染みのツジトモさんのイラストもふんだんに用いられているので、小説が苦手な方でも抵抗なく読める一冊です。

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4.「ラストシュート」小宮 良之

ラストシュート 小宮良之

少年サッカーを舞台に、ずみずしい文体で物語に引き込んでくれるのが小宮良之さんの「ラストシュート」です。

小学6年生の広瀬ゆうは「キッカーズ」のエースストライカー。裕福な家庭で育った秀才の蓮、かつて不登校児だった茂、チーム唯一の女子選手みすずたちとともに、全国大会出場を目指していた。ゆうの憧れは、かつてJクラブにも誘われたことのある父親だった。しかしその父はもうこの世にはいない…。ゆうは父の遺した言葉を胸に、仲間との衝突、ライバルとの対決、チームの崩壊危機など、様々な困難に立ち向かっていく―。若さと情熱ほとばしる爽快青春ストーリー、開幕!(BOOKデータベースより)

小宮さんと言えば、ノンフィクションから戦術論まで、豊富なサッカーへの造詣を生かした文章でお馴染み。

個人的にも大好きなスポーツライターさんの1人ですが、とくにその表現力豊かな文章は何度も唸らされてきました

ラストシュートは、そんな小宮さんが執筆した初めての小説。

少年サッカーを舞台に、「あの頃」の思い出を鮮明に蘇らせてくれる文体は、どこか温かみもある優しさを感じさせてくれます

もちろんスポーツライターとしての的確なプレーの描写や戦術の解説は、サッカーファンを満足させること間違いなし。

じっくり味わっていたくなる、おすすめのサッカー小説です。

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5.「悪魔のパス天使のゴール」村上 龍

悪魔のパス天使のゴール 村上龍

村上龍さんと言えば、日本を代表するストーリーテラーですが、実はサッカー好きとしても知られています。

そんな村上さんが書き上げたのが「悪魔のパス天使のゴール」。

試合で活躍した選手が心臓麻痺で死ぬという事件が起こった。セリエAの日本人プレーヤー冬次の依頼で調査に乗り出した小説家・矢崎は、死を招く最強のドーピング剤「アンギオン」の存在を知る。イタリア、南フランス、キューバ…いくつもの罠が待ち受ける中、ついに冬次の身にも危険が迫る。サッカーの面白さと物語の興奮が融合した小説。(BOOKデータベースより)

作品は2002年に刊行されたのですが、登場するセリアAの選手は、主人公の所属クラブ以外はすべて実名(作中では1999年)。

例えば、パルマにはテュラム、カンナバーロ、ブッフォン、クレスポらが在籍。

フィオレンティーナには、バティステゥータやルイ・コスタ、トルドらが。ユベントスには、ジダン、デル・ピエロ、コンテなどなど…往年の名プレイヤー達の名前がズラリと登場します。

若いサッカーファンにとっては、監督してのイメージが強い選手も多いかもしれませんが、現役時代を知る著者の世代にとっては胸アツです。

細部まで表現された試合の描写は、村上さんの実力が遺憾なく発揮されており、読み応えのあるサッカー小説となっています。

ちなみに、主人公の夜羽冬次は、プライベートでの親交が厚い中田英寿さんそっくり(あとがき村上さんはあえて否定されていますが…笑)。

セリアAの黄金期の熱狂を今に蘇らせてくれる、おすすめの一冊です。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、サッカー好きにこそ読んでほしいおすすめのサッカー小説を5つご紹介しました。

どれもサッカー好きには堪らない魅力溢れる作品に仕上がっており、プレーや戦術描写にも優れた大満足の1冊ばかりです。

サッカーは「プレーする」のはもちろん、「観戦する」にも最高のスポーツですが、この機会に「読んでみる」楽しみ方にも触れてみてはいかがだったでしょうか?

(またおすすめのサッカー小説が見つかれば、随時更新していきますね!)

以上、フットボールベア―でした!